2012年10月14日日曜日

Old Friend

時間

旧友がロンドンに来た。

画人 『田中紗樹』 その人である。

実のところ、彼女に出逢ったのは1年ちょっと前で、

実際にあったのも10回にも満たないのであるが、

その気さくさと、呼吸の合い方のドゥインッさは、

僕に取って、旧友と呼ばずにはいられない存在なのである。


そんな彼女に、

約1年ぶりにロンドンで再会したのであるが、

あった瞬間の感触は、ビックリするぐらい普通だった。

相変わらずの、普通っぷりであった。


久しぶりかつ、ロンドンの街での再会にも関わらず、

さも、2週間ぶりに椎名町辺りでまた会う感じ。


それが逆に、新鮮でさえあった。


そんな彼女が、わざわざロンドンまで来てくれ、

展示をしてくれている。

なんという、光景であろうか。

感慨深いものがある。


これまで、東京のお店では何度も展示を企画して来ていたが、

今回は、何とも言えない悦びと、

いい意味での気楽さがあった。


いつか彼女は超大物になり、

僕は、場末の飲み屋で、

「田中紗樹知ってる? あの人ねぇ、よく知ってるんすよぉ〜僕...」

とか言ってクダ巻くのが、今の僕の夢である。


彼女にどう想われるかは別として、

僕にとっては素敵な夢。


彼女には、思う存分、描き続けて欲しい。

迷う事、無く...






帰りしな、サイモン&ガーファンクルのOld Friend が頭によぎる。

0 件のコメント:

コメントを投稿