2012年8月31日金曜日

お食事中の方は、御拝読、ご遠慮ください。

切絵の展示をすることになったので、

机に向かう時間が長くなって来た。

絵というのは、ウンコみたいなものかもしれない。

兎に角、刺激を自分の中に入れて、

消化しきれなかったものを出す。

そんな作業な気がする。

兎に角、便器に腰を下ろさなければいけない。

力まなければいけない。

時に実験的に、何が出るかわからないようなものを、

食べる必要に駆られたりもする。

そしてそんなものを食べては、

でて来たものをじっくりと眺め、


悦ぶ。


それは、時に苦しいものではあるが、


基本的に、


楽しい。


例えが汚いが、真面目にそう想っている。


兎に角、手を動かして、

カタチが現れて来るのは、ワクワクするものです。


多くの人は、自分には出来ないと想い込んでいるけど、

そんな事は全く無いから、みんなやったらいいのにと、

ぶつぶつ言いながら、


遊び。

2012年8月30日木曜日

インスピレーション

インスピーレーションは、道端に落ちている。

昨日、街をあるいていたら、BIG ISUEを販売している青年がいた。


見た所、特に目立ちもせず地味すぎず、

どのクラスにもいるいいやつ、って感じの、


“普通” の青年。


その彼がロンドンのオフィス街で、 BIG ISUE を。


こういう感じで売っている。










誰もいない時は、普通に立ってるのね。

誰かが彼の前を通り過ぎると、

“どうですか〜”

って感じで、このポーズに、右手にBIG ISUE。


ほんでまた、ちゃんと真顔でやる所とか、ポージングのぶれなさとか、

ムダにプロフェッショナルを感じるのね。


ちょっと遠目から、30分ぐらい見続けてしまった。

ニヤニヤしながら立ってた僕は、さぞ怪しいアジア人であった事だろう。


実物見ないと伝わらないのが悔しいんだけど、

インスピレーションというのは、道端に落ちている。


どれだけ拾えるかは、自分次第...




2012年8月29日水曜日

速いね

世の中には、まだまだ知らない面白い人がだくさんいるものですね。

この人とあの人が対談したらどうなるんだろう...という、

広がる、妄想。

広くモノゴトを知っている人の話というのは、

ほんとうにわかりやすいし、オモシロイ。

2012年8月28日火曜日

ロシアについて

そう、

何故ロシアでこんなに視聴者が多いのか、

少し考えていたら、

以前、日本大使館の方と飲みながら話た事を思い出した。

何の話かというと、

その方が昔ロシアの日本大使館に勤めていた頃、

“盗聴”がもの凄かったらしい。




なるほど、さてはスパイか....




2012年8月27日月曜日

参考までに



このブログには、国別ページビューという機能がついております。

緑が視聴されている国。

濃い方が視聴者多いと言う具合です。


以前から何度も申しあげておりますように、

何故かロシアでの視聴率が高いんですね。

これ見ていつも思うのが、ロシアって広いよねぇ〜。

お陰で、多くの方が見てくれている気分になれる。

ありがたいぜまったく。





2012年8月26日日曜日

あること、ないこと

こんな感じで、

今ブログをまとめ書きしたのだけど、

なんだろう、今日は調子がいいからスラスラかける。


切絵をしているときには、頭に文字なんか無い。


あきらかに脳の違う部分を使っている感覚だけはあるのだけど、

これをどうやったら意図的にコントロールできるのだろうか。


出来ないから、面白いのだろうか。


いずれにしても、

僕にもかつて眠れぬ日々があった事を想い出すと、

ちょっと吐き気がする。


眠れない夜は、聖書を読むといいよ。


ほな、また!


2012年8月25日土曜日

メディテイション

手作業をしている時というのは、

非常に思考がスムーズに働く、


気がする。


だから僕は、手作業をしている時というのは、

非常に心地良く、健康的な気分に鳴る、



気がする。



”気がする” という事は、

既にそう成っている、





気がする。




休みの日にこう、

ひとり廻り廻るのが、

僕にとっての贅沢。

2012年8月24日金曜日

お財布について

これ、たまたまなのですが、

最近、僕の周りでお財布を忘れる方が、

たて続けにいらっしゃいまして、

僕、自転車を組み立てながらふと考えたんですね。

「どうしたらお財布を忘れないか」

という事について。


で、ポワンと浮かんだ一つの案。

お財布をもたなければ、無くさないんじゃん?


うん、そうだそうだ。

で、隣で組んでたアダム氏に相談したら、

「アグリーウィズユー」

だって、

だよねぇ〜アダムぅ、そうだよなぁ〜なんつって、

もり上がったんだけど、

あれなんだよね、わかってんのよ。

答えになってないってんでしょ。


ただ、まぁ改めて想い出されたこの感じ。


「何かをモツということは、何かを失う可能性がある」


という事実の再確認。


せめて、友達だけは失いたくないね。





2012年8月23日木曜日

フレンチ紙

展示するにあたり、

何か面白い紙はないかと、

ロンドンの紙屋さんとか画材屋さんをいくつか廻ったんだけど、

意外と無いのね。

ケント紙とか、よくてマーメードね。

ハンズよりねぇっつうの。

竹尾さんの偉大さを知りました。

やっぱすごいわぁ、日本。



それとは別で、初めて認識したんだけど、

ある紙屋さんでフランスの包装紙ってのがあって、

あれ手鋤なのかなぁ?

風合いが何所とか模様がすごく渋くって良かったのよね。

高くて買えなかったけど、

誰かに大切なプレゼントする時にあれは使える。


誰かにしょうも無いプレゼントする時に、

「これ、実は包装紙の方が高いんだよね!」

って感じにも使えるし、


とにかく、要チェックです。







2012年8月22日水曜日

コクーン

類は共を呼ぶ...


まぁ、良く言ったものですね。

僕の周りには、非常にインテリジェンスに富んだ、

ユーモア溢れる酒呑みが多いのですが、


そいつらがまた、


ビックリするほどよく屁ぇコクんだわぁ。


昨日もサッカーしてたら、

マシュー氏、僕の真横で ブゥィイ〜 だって、

真剣な顔で。


タダでさえ酸素足りなくて死にかけてるってのに、

笑かしてくれるわぁ。

参っちゃう。


アダム氏はアダム氏で、

プスゥ〜 ってしたあとに

「あれぇっ?」

だって。

かわいこぶってるんじゃないよほんとに。


地下だぞここは!


ほんとにみんな、


大好きだ。

2012年8月21日火曜日

蒸し野菜

かあさん、

蒸し野菜って、

簡単で美味しくて、

栄養も取れるし、

一人暮らしの僕にはとても嬉しいです。

今日なんか気付いたら、

こぶりの白菜、

まるまるひとつ食べちゃってました。


ポン酢は偉大ですね。



2012年8月20日月曜日

油断禁物

あのねぇ、

こっちで知り合った友達と、

何か面白い事したいですねぇ〜なんつって喋ってたら、

いきなり DM が送られて来た。


左下の方、見えますでしょうか?

art exhibition by - Kenjonson だって。

面白いことになってしまった。

脳のスイッチ切り替えないと、やばいね。

より不規則な日々が来る予感。


ビョークさんかドムさんの助けが必要ね。

2012年8月19日日曜日

ルールなぞ良きにはからえ。

ニュースエージェントってね、

まぁこっちで言うコンビニ的なところですよ。

ヨナヨナ、ちょっと酔い覚ましに水を買いにいった時の事なんだけどさぁ、

ヴォルビックの水1.5リットルをレジにもってったら、

how much do you want ?

(いくらがいいの?)

だって。

僕ど真面目だからさぁ、なんか聞き間違えてると想って、

sorry, how mucH?

って聞き直したら、

how much do you want ?

だって、また...。

どうやら本気で僕に商品の値段を決めて欲しいのだと悟り

1.5ポンドでどうよ?

といったら、

オッケイ!

だって。



自由貿易という言葉が、

ここにはピッタリあう。


こんな動物臭さがたまらないよね。

2012年8月18日土曜日

ドリル

不規則。

兎に角この不規則な生活が、

僕のブログを不定期ににしている。

僕のブログが不定期であると、

もちろん僕だって穏やかではない。


穏やかな川の、

そばに生きたいな。



2012年8月17日金曜日

ぼちぼち

“オリンピック”というパッケージングに

僕はどうにもこう、のめり込めない。

ただ、観たら観たで、

時に、涙する。


「感極まる」


その瞬間を、

僕は目の当たりにすると、

涙が出る。





“感極まり具合”

極限まで張りつめた糸が緩んだ瞬間の



この揺らぎは何なんだろうね。

何がそうさせるんだろうね。

何だ?



2012年8月15日水曜日

リーズナブル感

飛行機が遅れ、

午前12時半にガトウィック空港に到着。

電車はない。

次のロンドン行きのバスは、午前2時発。

念のためタクシーの値段を尋ねる。


ロンドンまで£109、1時間30分はかかるとのこと。


チェコまでの片道、£80。

1時間30分だった。




2012年8月14日火曜日

ヤンバラヤンヤン、

ヤンだってしょうがねぇじゃん。

想い出せねぇんだよどう頑張ったって。

僕なんかそもそも軽薄な人間なんですから、

それをよもや公言して生きてる訳ですから、

いいんじゃんそれはそれでとおもうけどね。

3次元の彼方から飛び出すのだ!!

気付いておくれよハ二〜

2012年8月12日日曜日

ガヲォ〜

“絵を買う”

という行為が、非常に特別な事のように思われている気がする。

つまり、“お金持ちのする事” のような雰囲気が何所となく漂っている。

“絵には用途がない”から...という人がいた。

果たしてそうであろうか。

では、ネックレスに用途はあるのか、ピアスは、腕輪は...

同じ様ような事である。

彼等は用途を持っている。

テンションを揚げてくれるのである。

部屋に、トイレに、玄関に、

ちょっとした所にお気に入りの絵を置いてみると、

ふっと心が軽くなる。

素晴らしい用途である。


高価な絵である必要は無い、

自分の直感と、身の丈にあったもので良い。


ふっと心が、軽くなる。

のである。






と、久々に絵を買ったので、

絵を買う事についてダラダラと書いてみたが、

結局の所、人間というのは“欲しい”って思っちゃったら、

買っちゃうのよね。

買う口実を作って、自分を説得させて、

買っちゃうのよね。


衝動的でいいのよ。

動物的がいいのよ。


2012年8月11日土曜日

ららばい

非常に疲れがたまっている。

酒と睡眠不足のせいだろう。

もっとリズミカルな、生活態度と、

野菜をいっぱい取らなければ。

あと、バリカンを買わなければ、

頭が野原みたいだ。

2012年8月10日金曜日

体質その2

僕という人間は、甲殻類アレルギーである。

一年に一度、アレルギーが治ったかどうか、テストしてみるのだが、

今日、生春巻きえび入りを食べた所、

口の中がかゆくなった。

まだアレルギーイングのようだ。

それにしても、

アレルギーか否かは別として、

エビやカニとかの旨さが、ちっともわからない。

しかも、高いじゃん。

納豆とか野沢菜とか牛丼の方が全然旨い。


そういう意味で今よくよく考えてみると、

アレルギーテストも、そんなにする意味が無いような気がしてきた。

2012年8月9日木曜日

体質

僕という人間はどうやら、

カフェインというものに対して、

非常に鈍感らしい。

その証拠に、

珈琲を飲んだ直後に、寝れちゃう。

紅茶を飲んだ直後に、寝れちゃう。

むしろぐっすり寝れちゃう。


もしかしたら僕の身体は、

カフェインに対してのとらえ方をま勘違いしているのかもしれない。

2012年8月8日水曜日

マジかよ

これは最近アダムに教えてもらった事なのだが、

ガムには発ガン性物質が含まれているとの事。

マジかよ。

僕はこう見えて、昔大のガム好きで、

どのくらいガム好きかと言うと、

高校生のころなんか、

朝食べたガムを下校するまで一日中かみ続けるのが習慣だったくらい、

ガム噛みぃだったのである。


お弁当はどうやって食べてたのだと言う人もおられるかと想うので、

一様説明しておくと、

上唇と歯茎の間、俗に言う「別室」にかくまっていた。

もちろん先生に指摘された時も、この「別室」かくまい、

食べていない事を証明していた。

そんなハウトゥーももっていたくらい、

ガムと密接に向き合っていた僕であるのだが、

それが密接であればあるほど、

ガンになるというのだから、

穏やかではない。


しかし、もっと穏やかでないのは、

アダムはよく、ガムをかんでいる。

なんなら、

ガムを食べながら煙草を吸っている。


アイツは長生しねぇやな。

2012年8月7日火曜日

チェコのトラムにて。

子供が子供らしい。

それはきっと、

社会が動物的に健全な証拠。


好奇心があるくせに、恥ずかしがり、

すぐ泣くくせに、良く笑う。

親の手をとり、先を急ぐ。


お気に入りのベースボールキャップと腕時計は、

子供のステータス。


愛おしい風景が、

そこにはあった。

2012年8月6日月曜日

イソガバメント

チェコを代表する画家。

「アルフォンス・ミュシャ」

今観ても新しさが在る。

というか、随分真似されてるんだろうね単純に。

僕とかさぁ、何となくというか、

あきらかに日本のアニメを彷彿とさせられるんだけど、

日本のアニメーターがかなり影響されてるんだろうね、

ミュシャに。

そんなミュシャも、

実はどっぷり影響されてるんじゃないかな、

浮世絵に。






2012年8月5日日曜日

まだまだチェコ話は続く

ロンドンにいるとあまり感じないのだが、

フィレンツェやプラハには、

街に隙間がある。

意図的に作られたその街の隙間は、

包容感があって、とても安心感がある。

そこは人が集まり、くつろぎ、賑わう。


日本にはあまり観られないこの“広場”という感覚、

公園ではなく、“広場”。


そこには日本人の僕でさえ感じる事の出来る、

懐かしい暖かみがある。

2012年8月4日土曜日

青少年

ミハルとパブで飲んでいると、

若い清掃員が、街のゴミ拾いをしていた。

「僕、ホントはゴミ収集とか、ああゆう仕事したいんだよねぇ」

と、ミハルに告げると、

「ダビデ、彼等はちょっとやんちゃな罪を犯した罰則としてゴミ拾いをしているんだよ」

だとさ。

ちなみに、ちょっとやんちゃな罪とは、

軽度の万引きとか、グラフティとか、立ち小便とか、スカートめくりとか...


まぁ、日本でもあるっちゃあるのかもしれないのだが、

あまり目にした事が無かったので、

なんとなく、それが新鮮に想えた。


健康的だなと、想えた。




2012年8月3日金曜日

武 豊

チェコで過ごした数日で、

豊かさとは何かという事について考えさせられた。

人には人それぞれの肌感があり、

速度感があり、興味があり、在り方がある。

少なくもそれを常に自分で選んでいる人間でありたいと、

切に想う今日この頃である。


2012年8月2日木曜日

機内にて

6席が26列、単純に計算して156席。

ほぼ満員。

156名の中で、唯一僕だけが、機内で帽子をかぶっている。

これはともすると、

漢字の刺青をもつ外国人的な違和感を、

かもし出しちゃってるのかもしれない。


しかしまぁ、別段誰に迷惑をかけると言う話ではないので、

かぶったまま寝とこう。

2012年8月1日水曜日

アッチィ!!

これ前も書いたっけかなぁ。

まいいや。

いやぁね、3.11 以来、飛行機とかのっててもやっぱり心配になるのよね、" 万が一 "が。

だから今まであんまり真剣に観てなかった、

緊急時に置けるデモンストレーションや、

非常口を確認しとくというシュミレーションをするようになった。


僕の人生史上、

最も衝撃的な事として、

脳裏に焼き付けられている。

胸が燃えちゃっている。

その影響は、細かい所に随所にでてきている。