2012年11月20日火曜日

作品についての、ごくごく当たり前な見解

色んな人に、

「どんなイメージなんですか?」

「どこからインスピレーションを受けたんですか?」

と聞かれる。

聞かれたことを、これもいい機会だと想い、

ちょっと考えてみた。

苦手な思考トリップの旅である。


イメージについては、

今回、何となくテーマがあったのでまだいいのだが、

インスピレーションというのは、

僕の場合、何かを観てヒラメクというよりも、

自分の中からぶわぁ〜っと浮き上がって来たものを、

僕の手と紙を介したら出来上がっちゃったので、

まぁ、そうなぁ、強いて言うなら、

自分にインスピレーションを受けた自分の手が、

紙を切ったらこうなった。

そう言うと、

何だか、非常に“ぶって”て、嫌みに聞こえる感じが、

我ながら気持ち悪いが、

実際そういう感じだから仕方ない。



さて、

じゃぁ、そういう自分を、

“何”

が、形成しているかと考えれば、

それは、

“全て”

である。

と、言わざるを得ない。


好きなものはもちろんの事、

嫌いなものからも、“嫌い”というインスピレーションを頂戴している。


僕を取り巻く全ての情報が、

少なくも、僕を形成している。

なので答えるすれば、

全部がインスピレーションソース。



...という、ごくごく当たり前の見解。

ケンジョンソンのインスピレーションソースパスタ 〜ロンドンの風に乗せて〜


あぁ、なんと安易で、ごくごく当たり前の見解しか出来ないのだろうか。

ほとほと自分のユーモアの無さには、

反吐が出るばかりである。


反吐が出るばかりでなく、

今はそんな事を綴りながら、


“ごくごく” とか “ほとほと” とか、

この2回繰り返す感じが何か“気持ちイイ”のは、何故だろう?

という事に、気が移行しいている。

この軽薄さ...



落ちのつかない話に成ってしまった。




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