2012年7月14日土曜日

今日も£6.5のところを£5にしてもらっちゃった。。。

あのね、

ケバブ屋に行ったですよ、行きつけの。

土曜日の夜、そこそこ名の知れたケバブ屋ともなると、

大フィーバーなんですね。

大忙しな訳なんですね。


肉を欲した若者と、

肉を捌くトルコ人が、

両者一身入り乱れて、乱舞している訳ですよ。

とにかく、もの凄い忙しそうな訳なの。

ほんでね、

僕の番が来た瞬間に、大将が僕に気付いて、


(あ、いちよう前置きしておくと、

ココの大将ね、いっっつも何故か闇雲にキレてるんすよ。)


でねでね、今日のスペシャルスープは何かと訪ねると、

しかり説明してくれたんだけどね、次の瞬間なぜか、

「まかせて!」

みたいなツラしたかと思うと、

おもむろにスプーンを取り出して、

カウンター越しに、スプーン一杯のスープを僕の口元に差し出し、

あ〜んだって...

おまけに、

「お前はオレの息子に似てる」

だってさ。



「と、父さんっ」



とでも言うべきだったか、僕は。

それともきっぱりと、

「お前はオレの父さんに全く似てない」

と言うべきだったのか、オレは。


忙しすぎてハイになることってあるけど、

予想だにしない出来事というのは、

なにかと考えるきっかけをくれる。




肉を欲した若者達は、

急に親の愛を振る舞うトルコ人と、

急な親の愛に戸惑う日本人のこのへんてこりんなやり取りに、

何を感じるのであろうか。


土曜の夜は、落ち着きが無い。






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