2012年1月19日木曜日

ラフ越え

オーストラリアの太陽は、

相も変わらずクソ眩しいので、

休みの日は、カーテンを閉めて切絵なんぞに励んでおるのですが、

ふぅ〜ん、

なかなかどうして、

“ラフ”を越えられない。

ただ、イメージを落とし込んだもの。

5分くらいで、さっと殴り描きしたもの。


“ラフ”


その何十倍の時間と集中力をかけて作る

“本番”

が、なかなか“ラフ”を越えられない。

キレイに魅せようという邪念が在ったり、

それに似せようと作るもんだから、

なんとなく小さくなったり、

キレがなかったりするのか...


いろいろ考えていたのだが、

答えは意外にも近くにあった。


あのねぇ、ぼくねぇ...

“ラフ”

が好きなのであります、単純に。


いろいろ自分を振り返ってみると、

他人の展示でもラフとかスケッチにグッと来てるのよね。


ササっとかいた感じの軽い空気感。

勢いのある線。

未完成感がたまらない。



そりゃ越えられないわぁなぁ。

“ラフ”

を好きだと想ってるんだから...






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